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梁補強工事

 この建物は木造2階建ての在来工法。建築基準法では、構造計算は必要ではありません。

ですので梁の大きさは建築基準法で決まっておらず、建物によっては梁の大きさが足りない場合もありまます。

 この建物の建てた時代はあやしいので今回、許容応力度計算をしてみました。

計算結果はアウト!なので補強する事にしました。

ただし予算がないので(゚∀゚)最低限の補強となりました。




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↑2階床梁の図面です。赤い部分が今回補強したところです。



 2階の外壁の下に1階の壁がある建物は安定した建物になります。この建物は東側の2階の外壁の下は

1階の壁がまったくありませんでした( ノД`)

 この部分の2階床梁の許容応力度計算したところ、現在の梁の大きさでは足りないとでました。
 
 補強方法として、105角の梁を既存の梁の下につけて、その両面をOSBで釘打ちではさみました。


140602-5梁補強

↑105角の補強の梁が下につきました



SN3O0040.jpg

↑両面をOSBで釘打ちではさんだところです。




image3344.png

↑梁の全体写真です

 色んな方向から写真を撮っているのでわかりずらいですね(*゚ェ゚*)

 荷重がかかり1階に壁がないところは柱も追加しました。私は以前の職場では構造図を書いていたので

なんとなく補強しちゃいますね(*ノ∪`*) 









 


コメント

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Re: 梁補強相談

> 築30年程度の木造在来工法の戸建てですが
> 2Fの床が下がり梁補強が必要な状況です。
> ご相談できますか?

Re: 梁補強相談

野末様
質問ありがとうございます。
返信遅くなりましてすみません。
2階梁補強の件ですが、現地みせていただいてからの判断になります。
そして工事できるのは札幌市のみになります。
             y木造住宅住宅設計事務所 山森



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ymoku

Author:ymoku
 古い木造住宅の雰囲気を残して耐震診断、設計、断熱性向上の提案をしている設計事務所です。2015年から過ごしている築41年の木造2階建ての事務所兼住宅は、初のセルフリノベで現在快適に過ごしてます!
 セルフリノベやDIYした時の様子や耐震診断、設計、断熱性向上の提案の事、またそれに関する補助金の事などを綴っております! 

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